家族や親族の総意として葬儀を決めていきたい

葬儀を出す際には喪主と呼ばれる人が存在します。夫が亡くなって妻が健在であれば妻が喪主となり、その逆も同様です。また、親がすでに他界しているような場合や喪主を務めることが不可能な高齢者などの場合にはお子さんがその役割を担うこととなります。兄弟が複数存在する場合には長男や長女などがその役目を担うことが一般的です。そのため、葬儀を行う際にどのような形で進めるのかということは最終的には喪主である人が決定することとなりますが、喪主がひとりですべてを決めればいいというわけではありません。

たしかに喪主である以上は遺族を代表しているわけですから、喪主が様々な物事を率先して決めていかないといけません。しかし、そのほかの家族や遺族も故人との関係が深いのは確かです。そのような中で喪主が自分の意向だけで物事を決めてしまうのは考えものです。やはり、そのほかの親族にもそれぞれ考え方があるわけですから、喪主は自分ひとりですべてを決めてしまうのではなく、ほかの家族や親族などの意向も聞き取った上でそれぞれの判断をしていきましょう。

葬儀が終わったあとになって何か言われるようなことは今後の自分自身の人間関係にも影響を及ぼしますので、最初に聞き取っておきたいものです。それこそ葬儀業者を選ぶ段階から話し合っておくことも大切ですし、葬儀の規模や会場選定、さらにはそのほかの細部に至るまで、それぞれの親族にお伺いを立てておくことも大切です。もちろん、家族や親族の多くは喪主である人の意向を最優先していいと考えているケースが多いため、意向を聞かれても何も言わないケースなどもあります。

しかし、何もお伺いを立てずにひとりで決めてしまうのと、一応は聞いた上で物事を進めていくのではまったく相手の意識は違います。そのため、形だけでもいいので聞いておきましょう。そのような形で葬儀の準備を進めていくことによって、円滑に行うことができると言われていますので、喪主はこうした手間を惜しむことのないように務めましょう。